アレクサンドラ・フェニックス
はじめての冒険:冬のUBCおさんぽ日記

本記事は以下の言語でもご覧いただけます: English | 中文

晴れていて、少しひんやりした冬の日。今日はパパとママと一緒に、私の初めてのお出かけをしました。行き先は、なんとあの美しいブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)のキャンパス。私はあたたかく毛布にくるまれたベビーカーに乗って、はじめての世界を発見する準備ばっちり!

おさんぽのスタートは、UBCの象徴「メインモールの噴水」。青空の下できらきらと輝く水しぶきがとてもきれいでした。パパとママは、ベビーカーに乗る私の写真を、「THE UNIVERSITY OF BRITISH COLUMBIA」の文字を背景に撮ってくれました。静かだけど、学生たちの歩く足音や小鳥の羽ばたき、やわらかな光が石畳に影を落とし、命の気配にあふれていました。

Fountain at UBC 噴水とともに冒険が始まる場所 ― UBC

さらに歩いていくと、カナダ国旗が高く掲げられたキャンパスの中心部へ。そびえる山と青空を背景に、赤いメープルリーフが誇らしく揺れていました。パパがベビーカーを押してくれながら、ママは景色に見とれていました。静けさと広がりがあって、心がすっと澄んでいくようなひとときでした。

Canadian Flag and Walking Path カナダの風にゆられて ― 小さな一歩と大きな世界

次に訪れたのは、UBCのローズガーデン。上のデッキからは、お庭の幾何学的なデザインと、その先に広がる海と山の景色が一望できました。ママは私を抱っこして、にこにこ笑顔でポーズ。私はそのぬくもりの中で、ミルクを飲みながら静かに世界を眺めていました。

Rose Garden ママと一緒に ― 海を見ながら、私の世界が花ひらく

そのあとは屋内に入り、ひとやすみ。私はふわふわのピンク色のブランケットに包まれて、口にはおしゃぶり。そばにはスキットルズのおやつが…でも、それはママとパパのもの!私はまだちょっとおあずけ。

Library ぽかぽか、ふわふわ ― 目に映るすべてが新しい

帰る前に、この特別な日を記念してちょっとしたお土産も買いました。かわいいUBCのムースのぬいぐるみが2つ、記念のコースター、くまの形のウォーターボトル。どれもUBCロゴ入りの大切な思い出です。

UBC Souvenirs 小さな宝物たち ― UBCからの愛がいっぱい

この日の細かいことは覚えていられないけど、パパとママが写真とお話に残してくれました。これはただのお散歩じゃなくて、私の初めての冒険。おうちの外の世界へのやさしい第一歩。そして、これから続くすてきな思い出の始まりです。

小さなことが、心の中でいちばん大きな場所を占めることがある。

A.A.ミルン(A.A. Milne)

愛をこめて、
アレクサンドラ